日本医科大学/2023年度/後期

2日本医科大学 2023年 数学 第2問解答・解説

1問題

日本医科大学2023年度第2問
Oを原点とする xyxy 平面上の曲線 C1:y=f(x)=45x3−35x−15 (−1≦x≦2)C_1:y=f(x)=\dfrac{4}{5}x^3-\dfrac{3}{5}x-\dfrac{1}{5}\ (-1\leqq x\leqq2)、と曲線 C2,k:y=gk(x)=x3−2k+35x2+2k5x−25 (−1≦x≦2)C_{2,k}:y=g_k(x)=x^3-\dfrac{2k+3}{5}x^2+\dfrac{2k}{5}x-\dfrac{2}{5}\ (-1\leqq x\leqq2)(ただし、kk は0以上の定数)の共有点の個数を N(k)N(k) とおく。このとき、以下の各問いに答えよ。(4)については導出過程を記せ。

(1) f(x)=0f(x)=0 を満たす xx(ただし、−1≦x≦2-1\leqq x\leqq2)の値をすべて求めよ。答えのみでよい。

(2) 曲線 C1C_1 の概形を図示せよ。凹凸や変曲点は調べてなくてよい。答えのみでよい。

(3) (1)で求めた各 xx に対して、gk(x)g_k(x) の値を求めよ。答えのみでよい。

(4) N(k)N(k) を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1
    x=−12,1x=-\frac12,1。
  • 2
    端点 (−1,−25),(2,5)(-1,-\frac25),(2,5)、極大点 (−12,0)(-\frac12,0)、極小点 (12,−25)(\frac12,-\frac25)、零点 x=−12,1x=-\frac12,1。
  • 3
    gk(−12)=−3(4k+9)40g_k(-\frac12)=-\frac{3(4k+9)}{40}、gk(1)=0g_k(1)=0。
  • 4
    N(0)=1N(0)=1、0<k≦140<k\leqq\frac14 では N(k)=3N(k)=3、k>14k>\frac14 では N(k)=2N(k)=2。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

5f(x)=4x3−3x−1=(x−1)(2x+1)25f(x)=4x^3-3x-1=(x-1)(2x+1)^2 である。
よって零点は x=1,−12x=1,-\frac12 で、どちらも −1≦x≦2-1\leqq x\leqq2 の範囲内である。x=−12x=-\frac12 は重根だが値は一度だけ挙げる。

(2)

f′(x)=12x2−35=35(2x−1)(2x+1)f^\prime(x)=\frac{12x^2-3}5=\frac35(2x-1)(2x+1) である。
[−1,−12][-1,-\frac12] で増加、[−12,12][-\frac12,\frac12] で減少、[12,2][\frac12,2] で増加する。
f(−1)=−25f(-1)=-\frac25、f(−12)=0f(-\frac12)=0、f(12)=−25f(\frac12)=-\frac25、f(1)=0f(1)=0、f(2)=5f(2)=5 である。
これらの点と増減に従ってグラフを描く。定義域の両端は含むため黒丸とする。
(3)

x=−12x=-\frac12 を gkg_k へ代入すると、
−18−2k+320−k5−25=−12k+2740=−3(4k+9)40. -\frac18-\frac{2k+3}{20}-\frac k5-\frac25=-\frac{12k+27}{40}=-\frac{3(4k+9)}{40}.
x=1x=1 では 1−2k+35+2k5−25=01-\frac{2k+3}5+\frac{2k}5-\frac25=0 である。

(4)

共有点の xx 座標は f(x)=gk(x)f(x)=g_k(x) を満たす。差を 55 倍して因数分解すると、
5(gk−f)=x3−(2k+3)x2+(2k+3)x−1=(x−1){x2−(2k+2)x+1}. \begin{aligned} 5(g_k-f)&=x^3-(2k+3)x^2+(2k+3)x-1\\ &=(x-1)\{x^2-(2k+2)x+1\}. \end{aligned}
k=0k=0 では (x−1)3(x-1)^3 なので x=1x=1 だけで N(0)=1N(0)=1 である。
k>0k>0 では 22 次因子の根は u=k+1−k(k+2)u=k+1-\sqrt{k(k+2)}、v=k+1+k(k+2)v=k+1+\sqrt{k(k+2)} である。積 uv=1uv=1、和 >2>2 から 0<u<1<v0<u<1<v であり、x=1x=1 とも異なる。
uu は常に定義域 [−1,2][-1,2] 内である。vv が 22 以下となる条件は k+1+k(k+2)≦2k+1+\sqrt{k(k+2)}\leqq2 である。
まず k≦1k\leqq1 が必要で、その下で 22 乗すると k2+2k≦(1−k)2k^2+2k\leqq(1-k)^2、すなわち k≦14k\leqq\frac14 となる。この範囲なら確かに元の不等式も満たす。
したがって 0<k≦140<k\leqq\frac14 では u,1,vu,1,v の 33 共有点、k>14k>\frac14 では u,1u,1 の 22 共有点である。k=14k=\frac14 の v=2v=2 は定義域の端点として含める。
保存された解説図(掲載前の内容照合は別途必要)

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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