新潟大学/2025年度

1新潟大学 2025年 数学 第1問解答・解説

図形と計量二次関数ベクトル

1問題

新潟大学2025年度第1問
座標平面上の原点を O\mathrm{O} とし、1点 A(a, −1)\mathrm{A}(a,\,-1) をとる。ただし、a>0a>0 とする。また、放物線 y=x2y=x^{2} 上に点 B\mathrm{B} をとる。ただし、B\mathrm{B} は原点以外の点とする。次の問いに答えよ。

(1) ベクトル OA→\overrightarrow{\mathrm{OA}}、OB→\overrightarrow{\mathrm{OB}} が垂直になるときの点 B\mathrm{B} の座標を aa を用いて表せ。また、そのときの三角形 OAB\mathrm{OAB} の面積 SS を aa を用いて表せ。

(2) 内積 OA→⋅OB→\overrightarrow{\mathrm{OA}}\cdot\overrightarrow{\mathrm{OB}} が最大になるときの点 B\mathrm{B} の座標を aa を用いて表せ。また、そのときの三角形 OAB\mathrm{OAB} の面積 TT を aa を用いて表せ。

(3) SS と TT は、(1) と (2) で求めたものとする。S=3TS=3T となるときの点 A\mathrm{A} の座標を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

点 BB の放物線上の座標を B=(t,t2)B=(t,t^2) とおく。条件より t≠0t\ne0。また A=(a,−1)A=(a,-1),a>0a>0 である。

(1) 直交条件は
OA→⋅OB→=at−t2=t(a−t)=0. \overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OB}=at-t^2=t(a-t)=0.
t≠0t\ne0 より t=at=a。したがって B=(a,a2)B=(a,a^2)。ベクトル OA→,OB→\overrightarrow{OA},\overrightarrow{OB} のなす角を θ\theta とすると、三角形の面積は S=12∣OA∣∣OB∣∣sin⁡θ∣S=\frac12|OA||OB||\sin\theta|,また cos⁡θ=(OA→⋅OB→)/(∣OA∣∣OB∣)\cos\theta=(\overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OB})/(|OA||OB|) であるから
S2=∣OA∣2∣OB∣2sin⁡2θ4=∣OA∣2∣OB∣2−(OA→⋅OB→)24=(at2+t)24. S^2=\frac{|OA|^2|OB|^2\sin^2\theta}{4} =\frac{|OA|^2|OB|^2-(\overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OB})^2}{4} =\frac{(at^2+t)^2}{4}.
ここで t=at=a,a>0a>0 だから
S=a3+a2. S=\frac{a^3+a}{2}.

(2) 内積は
at−t2=−(t−a2)2+a24, at-t^2=-\left(t-\frac a2\right)^2+\frac{a^2}{4},
よって最大となるのは t=a/2t=a/2。a>0a>0 なのでこの点は原点以外で,
B=(a2,a24),T=12(aa24+a2)=a3+2a8. B=\left(\frac a2,\frac{a^2}{4}\right),\qquad T=\frac12\left(a\frac{a^2}{4}+\frac a2\right)=\frac{a^3+2a}{8}.

(3) S=3TS=3T に代入すると
a3+a2=3a3+2a8整理するとa(a2−2)=0. \frac{a^3+a}{2}=3\frac{a^3+2a}{8} \quad\text{整理すると}\quad a(a^2-2)=0.
a>0a>0 より a=2a=\sqrt2。したがって A=(2,−1)A=(\sqrt2,-1)。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 内積
  • 二次式の最大化
  • 行列式による面積

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

新潟大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第2問へ進むいろいろな式・数列

新潟大学のほかの年度