日本大学/2023年度/N方式第2期・二次

3日本大学 2023年 数学 第3問解答・解説

1問題

日本大学2023年度第3問
原点 OO の座標平面上に楕円 C:x29+y24=1C:\dfrac{x^2}{9}+\dfrac{y^2}{4}=1 および直線 ℓ:y=−2x+k\ell:y=-2x+k がある。このとき、以下の問いに答えなさい。

(1) CC と ℓ\ell が共有点をもつときの kk の取り得る値の範囲を求めなさい。(1)で求めた範囲のうち、kk の最大値を Max\mathrm{Max}、最小値を Min\mathrm{Min} で表すこととする。また、k=Maxk=Max となるときの共有点を AA で表す。

(2) Min<k<Max\mathrm{Min}<k<\mathrm{Max} を満たす kk に対して、CC と ℓ\ell の2つの交点の中点を PP とする。さらに、点 PP を通り ℓ\ell に垂直な直線が CC と交わる2点の中点を QQ とする。P,QP,Q の座標を kk を用いて表しなさい。

(3) (2)の P,QP,Q に対して、三角形 APQAPQ を作り、その面積を SS とする。SS を kk の式で表し、0≦k≦Max0\leqq k\leqq \mathrm{Max} の場合に SS の最大値を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    −210≦k≦210-2\sqrt{10}\leqq k\leqq2\sqrt{10}。Max=210\mathrm{Max}=2\sqrt{10}、Min=−210\mathrm{Min}=-2\sqrt{10}、A=(91010,105)A=(\frac{9\sqrt{10}}{10},\frac{\sqrt{10}}5)。
  • (2)
    P=(9k20,k10)P=(\frac{9k}{20},\frac k{10})、Q=(9k100,−2k25)Q=(\frac{9k}{100},-\frac{2k}{25})。
  • (3)
    S=9∣k(k−210)∣400S=\frac{9|k(k-2\sqrt{10})|}{400}。0≦k≦2100\leqq k\leqq2\sqrt{10} での最大値は 940\frac9{40}(k=10k=\sqrt{10})。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

y=−2x+ky=-2x+k を楕円に代入すると 40x2−36kx+9k2−36=040x^2-36kx+9k^2-36=0。
判別式は (36k)2−160(9k2−36)=144(40−k2)(36k)^2-160(9k^2-36)=144(40-k^2) なので、共有点条件は k2≦40k^2\leqq40。
k=210k=2\sqrt{10} では重解 x=36k80=9k20x=\frac{36k}{80}=\frac{9k}{20}、y=k−2x=k10y=k-2x=\frac k{10} より AA の座標を得る。

(2)

前の二次方程式の解の和は 36k40=9k10\frac{36k}{40}=\frac{9k}{10} なので、PP の xx 座標は 9k20\frac{9k}{20}、直線式から y=k10y=\frac k{10}。
垂直な直線は傾き 12\frac12 で、PP を通るため y=x2−k8y=\frac x2-\frac k8。
楕円に代入し両辺144倍すると 25x2−9k2x+9k216−144=025x^2-\frac{9k}2x+\frac{9k^2}{16}-144=0。
二交点の xx 座標の平均は 12⋅9k225=9k100\frac12\cdot\frac{\frac{9k}2}{25}=\frac{9k}{100}。yy も直線上で平均されるので yQ=12⋅9k100−k8=−2k25y_Q=\frac12\cdot\frac{9k}{100}-\frac k8=-\frac{2k}{25}。
なお PP では xP29+yP24=k240<1\frac{x_P^2}{9}+\frac{y_P^2}{4}=\frac{k^2}{40}<1 であり、PP は楕円内部にある。
したがって PP を通る垂線は楕円と相異なる2点で交わる。

(3)

K=Max=210K=\mathrm{Max}=2\sqrt{10} とおく。
(2)より Q−P=−9k50(2,1)Q-P=-\frac{9k}{50}(2,1) だから
PQ=9∣k∣550. PQ=\frac{9|k|\sqrt5}{50}.
P,QP,Q を通る直線は y=x2−k8y=\frac x2-\frac k8、すなわち x−2y−k4=0x-2y-\frac k4=0 である。
A=(9K20,K10)A=(\frac{9K}{20},\frac K{10}) からこの直線への距離は
h=∣9K20−K5−k4∣5=∣K−k∣45. h=\frac{|\frac{9K}{20}-\frac K5-\frac k4|}{\sqrt5} =\frac{|K-k|}{4\sqrt5}.
よって底辺と高さから
S=12PQ⋅h=9∣k(k−K)∣400. S=\frac12PQ\cdot h=\frac{9|k(k-K)|}{400}.
0≦k≦K0\leqq k\leqq K の範囲で座標式を用いて表せば
S=9400k(K−k)=9400{K24−(k−K2)2}. S=\frac9{400}k(K-k) =\frac9{400}\left\{\frac{K^2}{4}-\left(k-\frac K2\right)^2\right\}.
最大値は k=K2=10k=\frac K2=\sqrt{10} で
Smax⁡=9K21600=940. \boxed{S_{\max}=\frac{9K^2}{1600}=\frac9{40}}.

k=0k=0 でも P=Q=OP=Q=O となって面積0である。

保存した解説図(配置未確定)

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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