奈良県立医科大学/2023年度/推薦

5奈良県立医科大学 2023年 数学 第5問解答・解説

1問題

奈良県立医科大学2023年度第5問
以下の問に答えよ。

(1) xxの整式x4+x2+1x^{4}+x^{2}+1を2つの2次式の積に因数分解せよ。

(2) 任意の正の整数nnに対して、不等式∑k=1nkk4+k2+1<12\displaystyle\sum_{k=1}^{n}\dfrac{k}{k^{4}+k^{2}+1}<\dfrac{1}{2}が成り立つことを証明せよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 因数分解
    (x2−x+1)(x2+x+1)(x^2-x+1)(x^2+x+1)。
  • (2) 和の上界
    全ての正整数 nn で和は 12\frac12 未満。より正確には 12(1−1n2+n+1)\frac12\left(1-\frac1{n^2+n+1}\right)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 因数分解

x4+x2+1=(x2+1)2−x2x^4+x^2+1=(x^2+1)^2-x^2 なので、平方の差を用いて
x4+x2+1=(x2−x+1)(x2+x+1).x^4+x^2+1=(x^2-x+1)(x^2+x+1).
各因子は2次式で、展開しても元の式に一致する。

(2) 和の上界

(1)の因数分解から
kk4+k2+1=12(1k2−k+1−1k2+k+1). \frac{k}{k^4+k^2+1}=\frac12\left(\frac1{k^2-k+1}-\frac1{k^2+k+1}\right).
k2+k+1=(k+1)2−(k+1)+1k^2+k+1=(k+1)^2-(k+1)+1 なので、k=1k=1 から nn まで和をとると隣接する項が消える。
∑k=1nkk4+k2+1=12(1−1n2+n+1)<12. \sum_{k=1}^n\frac{k}{k^4+k^2+1} =\frac12\left(1-\frac1{n^2+n+1}\right)<\frac12.
最後の分数は正なので厳密な不等号になる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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