聖マリアンナ医科大学/2024年度/後期

4聖マリアンナ医科大学 2024年 数学 第4問解答・解説

1問題

聖マリアンナ医科大学2024年度第4問
f(x)=x(x−1)(x−3)f(x)=x(x-1)(x-3)とし、座標平面上の曲線y=f(x)y=f(x)と直線y=mxy=mx(mmは実数)は3点O(0, 0)\mathrm{O}(0,\,0)、P(x1, mx1)\mathrm{P}(x_{1},\,mx_{1})、Q(x2, mx2)\mathrm{Q}(x_{2},\,mx_{2})(0<x1<x2)(0<x_{1}<x_{2})を共有するものとする。以下の(1)〜(3)のヘ\boxed{\text{ヘ}}〜メ\boxed{\text{メ}}にあてはまる適切な数および(4)に対する解答を解答用紙の所定の欄に記入せよ。

(1) mmの範囲を求めるとヘ<m<ホ\boxed{\text{ヘ}}<m<\boxed{\text{ホ}}である。

(2) x12+x22x_{1}^{2}+x_{2}^{2}、x13+x23x_{1}^{3}+x_{2}^{3}、x14+x24x_{1}^{4}+x_{2}^{4}をmmを用いた式で表すと、x12+x22=マm+10,x13+x23=ミm+28,x14+x24=2m2+ムm+82x_{1}^{2}+x_{2}^{2}=\boxed{\text{マ}}m+10,\quad x_{1}^{3}+x_{2}^{3}=\boxed{\text{ミ}}m+28,\quad x_{1}^{4}+x_{2}^{4}=2m^{2}+\boxed{\text{ム}}m+82となる。

(3) 線分OP\mathrm{OP}と曲線y=f(x)y=f(x)の囲む部分の面積をS1S_{1}、線分PQ\mathrm{PQ}と曲線y=f(x)y=f(x)の囲む部分の面積をS2S_{2}とするとき、S1:S2=1:2S_{1}:S_{2}=1:2となるようなmmの値を求めるとm=メ3m=\dfrac{\boxed{\text{メ}}}{3}である。

(4) (3)のmmの値の計算過程を記せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1
    ヘ =−1=-1、ホ =3=3。−1<m<3-1<m<3。
  • 2
    マ =2=2、ミ =12=12、ム =52=52。
  • 3
    m=83−153m=\frac{8\sqrt3-15}3(メ =83−15=8\sqrt3-15)。
  • 4
    計算過程:d=1+md=\sqrt{1+m} とおき、3d4+24d2−16=03d^4+24d^2-16=0 から m=83−153m=\frac{8\sqrt3-15}3 を得る。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

f(x)=mxf(x)=mx は x(x2−4x+3−m)=0x(x^2-4x+3-m)=0 となる。正の 22 根 x1<x2x_1<x_2 は 22 次方程式 x2−4x+3−m=0x^2-4x+3-m=0 の根である。
異なる実根の条件は判別式 16−4(3−m)=4(1+m)>016-4(3-m)=4(1+m)>0、すなわち m>−1m>-1 である。
根の和は 4>04>0 なので、両根が正となる必要十分条件は積 3−m>03-m>0、すなわち m<3m<3 である。
よって範囲は −1<m<3-1<m<3 である。

(2)

解と係数の関係により x1+x2=4x_1+x_2=4、x1x2=3−mx_1x_2=3-m である。
x12+x22=16−2(3−m)=2m+10,x13+x23=64−3(3−m)⋅4=12m+28,x14+x24=(x12+x22)2−2(x1x2)2=(2m+10)2−2(3−m)2=2m2+52m+82. \begin{aligned} x_1^2+x_2^2&=16-2(3-m)=2m+10,\\ x_1^3+x_2^3&=64-3(3-m)\cdot4=12m+28,\\ x_1^4+x_2^4&=(x_1^2+x_2^2)^2-2(x_1x_2)^2\\ &=(2m+10)^2-2(3-m)^2=2m^2+52m+82. \end{aligned}

(3)

(4) で面積を積分して求めると、S1:S2=1:2S_1:S_2=1:2 の必要十分条件は m=83−153m=\frac{8\sqrt3-15}3 となる。
この値は約 −0.3812-0.3812 で −1<m<3-1<m<3 を満たす。

(4)

d=1+md=\sqrt{1+m} とおくと 0<d<20<d<2、x1=2−dx_1=2-d、x2=2+dx_2=2+d である。
曲線と直線の差は H(x)=f(x)−mx=x{(x−2)2−d2}H(x)=f(x)-mx=x\{(x-2)^2-d^2\} であり、0<x<x10<x<x_1 で正、x1<x<x2x_1<x<x_2 で負である。
原始関数は F(x)=x44−4x33+(2−d22)x2F(x)=\frac{x^4}4-\frac{4x^3}3+\left(2-\frac{d^2}2\right)x^2 である。
したがって S1=F(2−d)−F(0)=−d44+4d33−2d2+43S_1=F(2-d)-F(0)=-\frac{d^4}4+\frac{4d^3}3-2d^2+\frac43 である。
一方 u=x−2u=x-2 とおくと、
S2=−∫−dd(u+2)(u2−d2) du=8d33 S_2=-\int_{-d}^d(u+2)(u^2-d^2)\,du=\frac{8d^3}3
である(奇関数部分の積分は 00)。
S1:S2=1:2S_1:S_2=1:2 は S2=2S1S_2=2S_1 と同値なので、
8d33=−d42+8d33−4d2+83⟺3d4+24d2−16=0. \frac{8d^3}3=-\frac{d^4}2+\frac{8d^3}3-4d^2+\frac83 \quad\Longleftrightarrow\quad3d^4+24d^2-16=0.
z=d2>0z=d^2>0 とおいて 3z2+24z−16=03z^2+24z-16=0 を解くと、z=−4±833z=-4\pm\frac{8\sqrt3}3 となる。
このうち正なのは z=−4+833z=-4+\frac{8\sqrt3}3 のみであり、0<z<40<z<4 を満たす。
よって m=d2−1=−5+833=83−153m=d^2-1=-5+\frac{8\sqrt3}3=\frac{8\sqrt3-15}3 である。
この zz から得られる S1,S2S_1,S_2 はいずれも正であるため、面積比の条件にも確かに一致する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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