東京慈恵会医科大学/2026年度/前期

2東京慈恵会医科大学 2026年 数学 第2問解答・解説

指数関数・対数関数微分法積分法極限

1問題

東京慈恵会医科大学2026年度第2問
2以上の自然数 nn に対して、関数 fn(x)f_n(x) を
fn(x)=e−nx+x−1 f_n(x)=e^{-nx}+x-1
と定める。曲線 y=fn(x)y=f_n(x) と xx 軸で囲まれた部分の面積を SnS_n とするとき、極限
lim⁡n→∞Sn \lim_{n\to\infty}S_n
を求めよ。ただし、ee は自然対数の底とする。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • lim⁡n→∞Sn=12\lim_{n\to\infty}S_n=\frac12

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

微分で囲まれた区間を定め、正の交点の極限をはさんだ後に面積を定積分で表す。

解答

fn′(x)=1−ne−nxf_n^{\prime}(x)=1-ne^{-nx}, fn′′(x)=n2e−nx>0f_n^{\prime\prime}(x)=n^2e^{-nx}>0 だから fnf_n は下に凸である。fn(0)=0f_n(0)=0, fn′(0)=1−n<0f_n^{\prime}(0)=1-n<0, fn(1)=e−n>0f_n(1)=e^{-n}>0 より、xx 軸との交点は 00 とただ1つの正の数 bnb_n であり、0<bn<10<b_n<1 である。
任意の 0<ε<10<\varepsilon<1 に対し、fn(1−ε)=e−n(1−ε)−ε<0f_n(1-\varepsilon)=e^{-n(1-\varepsilon)}-\varepsilon<0 は十分大きい nn で成り立つ。正の交点は1つだけなので 1−ε<bn<11-\varepsilon<b_n<1。従って bn→1b_n\to1。
0<x<bn0<x<b_n では fn(x)<0f_n(x)<0 だから、囲まれた面積は Sn=∫0bn(1−x−e−nx) dx=bn−bn22−1−e−nbnnS_n=\int_0^{b_n}(1-x-e^{-nx})\,dx=b_n-\frac{b_n^2}{2}-\frac{1-e^{-nb_n}}{n}。最後の項は 0≦(1−e−nbn)/n≦1/n→00\leqq(1-e^{-nb_n})/n\leqq1/n\to0 である。よって lim⁡n→∞Sn=1−12=12\lim_{n\to\infty}S_n=1-\frac12=\frac12。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 指数関数のグラフ・増減
  • 指数・対数関数の微分
  • 第二次導関数
  • 関数の連続性
  • 曲線で囲まれた面積
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 数列の極限

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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