昭和医科大学/2023年度/前期

2昭和医科大学 2023年 数学 第2問解答・解説

1問題

昭和医科大学2023年度第2問
次の各問いに答えよ。ただし、答えは結果のみを解答欄に記入せよ。

(1) 実数a,b,ca,b,cがa+b+c=8, a2+b2+c2=32a+b+c=8,\ a^2+b^2+c^2=32を満たすとき、ccのとりうる範囲を不等式を用いて表せ。

(2) 次の不等式を満たす実数xxの範囲を求めよ。(18)x≦21(12)x−20\left(\dfrac18\right)^x\leqq21\left(\dfrac12\right)^x-20

(3) 同一平面上にあるベクトルa⃗,b⃗\vec a,\vec bは∣a⃗+3b⃗∣=5, ∣3a⃗−b⃗∣=5|\vec a+3\vec b|=5,\ |3\vec a-\vec b|=5をみたすように動く。このとき、∣a⃗+b⃗∣|\vec a+\vec b|の値がとりうる範囲を不等式を用いて表せ。

(4) a,ba,bは1より大きく相異なる実数とする。次の問いに答えよ。
(4-1) x=log⁡aab, y=log⁡abbx=\log_a\sqrt{ab},\ y=\log_{\sqrt{ab}}bとする。x,yx,yの大小関係を不等式を用いて表せ。
(4-2) w=log⁡(a+b)/2bw=\log_{(a+b)/2}bとする。y,wy,wの大小関係を不等式を用いて表せ。
(4-3) z=log⁡aa+b2z=\log_a\dfrac{a+b}{2}とする。x,y,w,zx,y,w,zの大小関係を不等式を用いて表せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    0≦c≦1630\leqq c\leqq\dfrac{16}{3}
  • (2)
    −2≦x≦0-2\leqq x\leqq0。
  • (3)
    1≦∣a⃗+b⃗∣≦31\leqq|\vec{a}+\vec{b}|\leqq3。
  • (4-1)
    x>yx>y。
  • (4-2)
    y>wy>w。
  • (4-3)
    z>x>y>wz>x>y>w。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

a+b=8−ca+b=8-c、a2+b2=32−c2a^{2}+b^{2}=32-c^{2} である。a,ba,b が実数なので(a−b)2=2(a2+b2)−(a+b)2=2(32−c2)−(8−c)2=c(16−3c)≧0(a-b)^{2}=2(a^{2}+b^{2})-(a+b)^{2}=2(32-c^{2})-(8-c)^{2}=c(16-3c)\geqq0よって 0≦c≦1630\leqq c\leqq\dfrac{16}{3}。逆にこの範囲の cc に対して a,b=8−c±c(16−3c)2a,b=\dfrac{8-c\pm\sqrt{c(16-3c)}}{2} とすれば条件を満たすので、求める範囲は 0≦c≦1630\leqq c\leqq\dfrac{16}{3}。

(2)

t=(12)x>0t=(\frac12)^x>0とおくと、t3−21t+20=(t−1)(t−4)(t+5)≦0t^3-21t+20=(t-1)(t-4)(t+5)\leqq0である。
t>0t>0での解は1≦t≦41\leqq t\leqq4である。底12\frac12は11未満なので、指数に戻すと−2≦x≦0-2\leqq x\leqq0となる。

(3)

u⃗=a⃗+3b⃗,v⃗=3a⃗−b⃗\vec{u}=\vec{a}+3\vec{b},\vec{v}=3\vec{a}-\vec{b}とおくと、∣u⃗∣=∣v⃗∣=5, a⃗+b⃗=2u⃗+v⃗5|\vec{u}|=|\vec{v}|=5,\ \vec{a}+\vec{b}=\frac{2\vec{u}+\vec{v}}5である。
三角不等式と逆三角不等式から、5≦∣2u⃗+v⃗∣≦155\leqq|2\vec{u}+\vec{v}|\leqq15である。
逆に、u⃗,v⃗\vec{u},\vec{v}のなす角を00からπ\piまで連続に変えれば全中間値を取り、元のa⃗=u⃗+3v⃗10,b⃗=3u⃗−v⃗10\vec{a}=\frac{\vec{u}+3\vec{v}}{10},\vec{b}=\frac{3\vec{u}-\vec{v}}{10}で条件を実現できる。

(4-1)

A=log⁡a>0,B=log⁡b>0,A≠BA=\log a>0,B=\log b>0,A\ne Bとおくと、x=A+B2A,y=2BA+Bx=\frac{A+B}{2A},y=\frac{2B}{A+B}である。
差は(A+B)2−4AB2A(A+B)=(A−B)22A(A+B)>0\frac{(A+B)^2-4AB}{2A(A+B)}=\frac{(A-B)^2}{2A(A+B)}>0である。

(4-2)

相加相乗平均の厳密な不等式より、a+b2>ab>1\frac{a+b}2>\sqrt{ab}>1である。
したがって、log⁡(a+b2)>log⁡ab>0\log(\frac{a+b}2)>\log\sqrt{ab}>0であり、分子log⁡b>0\log b>0は共通なので、w<yw<yとなる。

(4-3)

a>1a>1なので、底aaの対数は狭義増加である。
相加相乗平均より、z=log⁡a(a+b2)>log⁡aab=xz=\log_a(\frac{a+b}2)>\log_a\sqrt{ab}=xである。これと(4-1),(4-2)を結合する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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