奈良県立医科大学/2023年度/後期

3奈良県立医科大学 2023年 数学 第3問解答・解説

1問題

奈良県立医科大学2023年度第3問
実数a\hspace{.2em}a\hspace{.2em}に対して以下の条件(G)を考える。

・条件(G):不等式⌈3 x y z⌉<x3+y3+z3+a\hspace{.2em}\lceil 3\,x\,y\,z\rceil <{x}^{3}+{y}^{3}+{z}^{3}+a\hspace{.2em}が任意の正の実数x、y、z\hspace{.2em}x\hspace{.2em}\text{、} y\hspace{.2em}\text{、} z\hspace{.2em}に対して成り立つ。(ただし実数r\hspace{.2em}r\hspace{.2em}に対して⌈r⌉\hspace{.2em}\lceil r\rceil はr\hspace{.2em}r\hspace{.2em}以上の整数の中で最小のものを表す。)

(1) a≧1a\geqq 1\hspace{.2em}ならば、aa\hspace{.2em}は条件(G)を満たすことを証明せよ。

(2) 条件(G)を満たす実数a\hspace{.2em}a\hspace{.2em}の中で、a=1a=1\hspace{.2em}は最小であることを証明せよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    a≧1a\geqq1 なら条件(G)を満たす。
  • (2)
    条件(G)を満たす aa の最小値は 11。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

天井関数の定義から ⌈t⌉<t+1\lceil t\rceil<t+1。相加相乗平均より 3xyz≦x3+y3+z33xyz\leqq x^3+y^3+z^3。したがって
⌈3xyz⌉<3xyz+1≦x3+y3+z3+1≦x3+y3+z3+a.\begin{aligned}\lceil3xyz\rceil&<3xyz+1\\&\leqq x^3+y^3+z^3+1\\&\leqq x^3+y^3+z^3+a.\end{aligned}

(2)

a<1a<1 と仮定する。0<3t3<min⁡{1,1−a}0<3t^3<\min\{1,1-a\} となる正数 tt を選び x=y=z=tx=y=z=t とする。
このとき ⌈3t3⌉=1\lceil3t^3\rceil=1 だが x3+y3+z3+a=3t3+a<1x^3+y^3+z^3+a=3t^3+a<1 であり(G)に反する。よって a≧1a\geqq1 が必要で、(1)と合わせて最小値は 11。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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