奈良県立医科大学/2023年度/後期

2奈良県立医科大学 2023年 数学 第2問解答・解説

1問題

奈良県立医科大学2023年度第2問
整数k(≧2)\hspace{.2em}k\hspace{.2em} \text{(}\hspace{.2em}\geqq 2\hspace{.2em}\text{)}を一つ固定する。正整数n\hspace{.2em}n\hspace{.2em}に対して、kk\hspace{.2em}次の方程式

(E)n:xk+n xk−1−(n+2)=0{(E)}_{n}\text{:}{x}^{k}+n\,{x}^{k-1}-(n+2)=0

を与える。

(1) すべての正整数n\hspace{.2em}n\hspace{.2em}に対して、方程式(E)n\hspace{.2em}{(E)}_{n}\hspace{.2em}は正の解をただ一つしか持たないことを証明せよ。

(2) 各正整数n\hspace{.2em}n\hspace{.2em}に対して、(1)における正の解をan\hspace{.2em}{a}_{n}\hspace{.2em}とおく。n→∞n\to \infty \hspace{.2em}のとき数列{an}n=1,2,⋯\hspace{.2em}{\{{a}_{n}\}}_{n=1,2,\cdots }\hspace{.2em}は収束することを示し、その極限値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    正の解はただ一つ存在する。
  • (2)
    lim⁡n→∞an=1\lim_{n\to\infty}a_n=1。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

fn(x)=xk+nxk−1−n−2f_n(x)=x^k+nx^{k-1}-n-2 とおく。x>0x>0 では fn′(x)=xk−2{kx+n(k−1)}>0f_n'(x)=x^{k-2}\{kx+n(k-1)\}>0 なので狭義単調増加する。
fn(0)=−n−2<0f_n(0)=-n-2<0、fn(2)=2k+n2k−1−n−2>0f_n(2)=2^k+n2^{k-1}-n-2>0 であるから、中間値の定理により正の零点が存在し、単調性によりただ一つである。

(2)

fn(1)=−1<0f_n(1)=-1<0 なので an>1a_n>1。方程式を nn で割ると ank−1=1+2−ankn<1+2na_n^{k-1}=1+\frac{2-a_n^k}{n}<1+\frac2n。
したがって 1<an<(1+2n)1k−11<a_n<(1+\frac2n)^{\frac1{k-1}}。右端は n→∞n\to\infty で 11 に収束するため、はさみうちの原理で an→1a_n\to1。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

奈良県立医科大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第3問へ進む

奈良県立医科大学のほかの年度