浜松医科大学/2024年度/前期

4浜松医科大学 2024年 数学 第4問解答・解説

図形と方程式図形の性質

1問題

浜松医科大学2024年度第4問
正方形の紙α\alphaに下図のような座標軸をとり、2点A(0, 1)\mathrm{A}(0,\,1)、B(−2, 0)\mathrm{B}(-2,\,0)、および2直線y=−1y=-1、x=2x=2を定める。以下この2直線をそれぞれℓ1\ell_{1}、ℓ2\ell_{2}と表す。このとき、点A\mathrm{A}を直線ℓ1\ell_{1}上の点A′(a, −1)\mathrm{A}'(a,\,-1)に重ねてα\alphaを折ったときにできる折り目の直線をℓ3(a)\ell_{3}(a)とする。ただし、A′\mathrm{A}'はα\alpha上にとることとし、また、以下の操作はすべてα\alpha上で行うこととする。以下の問いに答えよ。

(1) 直線ℓ3(a)\ell_{3}(a)の方程式を、aaを用いて表せ。

(2) 点A\mathrm{A}が直線ℓ1\ell_{1}上に位置するようにα\alphaを折り、そのときにできる折り目により、α\alphaを2つに分割する。このとき、点A\mathrm{A}が直線ℓ1\ell_{1}上に位置するような、どのような折り方をしても、その折り目に対して常に点A\mathrm{A}と同じ側にある点全体の集合の境界線の方程式を求めよ。

(3) 点A\mathrm{A}が直線ℓ1\ell_{1}上の点A′\mathrm{A}'に重なると同時に、点B\mathrm{B}が直線ℓ2\ell_{2}上の点に重なるようにα\alphaを折るとき、aaの値を求めよ。
正方形α内に右向きのx軸と上向きのy軸があり、原点はO、y軸上の正の位置に黒丸A、x軸上の負の位置に黒丸Bがある。破線の水平な直線ℓ₁はx軸の下、破線の垂直な直線ℓ₂はy軸の右にあり、両軸には数値のない目盛が刻まれている。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    ℓ3(a): y=a2x−a24\ell_{3}(a):\ y=\dfrac{a}{2}x-\dfrac{a^{2}}{4}
  • (2)
    y=x24y=\dfrac{x^{2}}{4}
  • (3)
    a=163=223a=\sqrt[3]{16}=2\sqrt[3]{2}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

A\mathrm{A}とA′(a, −1)\mathrm{A}'(a,\,-1)から等距離にある点(x, y)(x,\,y)の条件は
x2+(y−1)2=(x−a)2+(y+1)2x^{2}+(y-1)^{2}=(x-a)^{2}+(y+1)^{2}
である。よって折り目は
ℓ3(a): y=a2x−a24\ell_{3}(a):\ y=\dfrac{a}{2}x-\dfrac{a^{2}}{4}
である。

(2)

点(x, y)(x,\,y)がA\mathrm{A}と同じ側にある条件は、A\mathrm{A}の方がA′\mathrm{A}'より近いこと、すなわち
x2+(y−1)2<(x−a)2+(y+1)2x^{2}+(y-1)^{2}<(x-a)^{2}+(y+1)^{2}
であり、これはy>a2x−a24y>\dfrac{a}{2}x-\dfrac{a^{2}}{4}と同じである。
したがって、すべての折り方で共通する側は、すべての許されるaaについてこの不等式を満たす領域である。図示された正方形α\alpha内では各点のxx座標と同じa=xa=xを取れるので、
max⁡a(a2x−a24)=x24−(a−x)24∣a=x=x24\max_{a}\left(\dfrac{a}{2}x-\dfrac{a^{2}}{4}\right)=\dfrac{x^{2}}{4}-\dfrac{(a-x)^{2}}{4}\Big|_{a=x}=\dfrac{x^{2}}{4}
となる。よって境界線は
y=x24y=\dfrac{x^{2}}{4}
である。

(3)

最後に、同じ折り目でB(−2, 0)\mathrm{B}(-2,\,0)がB′(2, b)\mathrm{B}'(2,\,b)に移るとする。線分BB′\mathrm{BB}'は折り目に垂直だから、(4, b)(4,\,b)は(a, −2)(a,\,-2)に垂直な向きであり、ab=−8ab=-8である。また、中点(0, b2)\left(0,\,\dfrac{b}{2}\right)は(1)で求めた直線上にあるので、b2=−a24\dfrac{b}{2}=-\dfrac{a^{2}}{4}、すなわちb=−a22b=-\dfrac{a^{2}}{2}である。これらより
−a32=−8,a=163=223-\dfrac{a^{3}}{2}=-8,\qquad a=\sqrt[3]{16}=2\sqrt[3]{2}
となる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 垂直二等分線
  • 距離の二乗比較
  • 反射の中点と垂直条件

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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