旭川医科大学/2024年度/前期

4旭川医科大学 2024年 数学 第4問解答・解説

1問題

旭川医科大学2024年度第4問
1 、1\,\text{、} 2 、2\,\text{、} 3 3\,の数字が書かれたカードが 1 \,1\,枚ずつ 1 \,1\,つの箱に入っている。その箱からカードを 1 \,1\,枚取り出し、数字を確認した後、箱に戻すという試行を繰り返す。n n\,を正の整数とし、n n\,回の試行後にそれまでに取り出したカードの数字の和が初めて 3 \,3\,の倍数になる確率を pn \,{p}_{n}\,とする。このとき、次の問いに答えよ。

問1 p1 、{p}_{1}\,\text{、} p2 、{p}_{2}\,\text{、} p3 {p}_{3}\,を求めよ。

問2 pn {p}_{n}\,を求めよ。

問3 N N\,を正の整数として ∑n=1Nn2 pn \displaystyle \,{\sum }_{n=1}^{N}{n}^{2}\,{p}_{n}\,を求めよ。

問4 無限級数 ∑n=1∞n2 pn \displaystyle \,{\sum }_{n=1}^{\infty }{n}^{2}\,{p}_{n}\,の和を求めよ。ただし、必要ならば ∣r∣<1 \,|r|<1\,のとき lim⁡n→∞n2rn=0 \displaystyle \,\underset{n\to \infty }{\lim }{n}^{2}{r}^{n}=0\,が成り立つことを用いてもよい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1
    p1=13,p2=29,p3=427p_1=\frac13,p_2=\frac29,p_3=\frac4{27}。
  • 問2
    pn=13(23)n−1p_n=\frac13(\frac23)^{n-1}。
  • 問3
    ∑n=1Nn2pn=15−(N2+6N+15)(23)N\sum_{n=1}^N n^2p_n=15-(N^2+6N+15)(\frac23)^N。
  • 問4
    15。15。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

その時点までの和の剰余にかかわらず、次の1,2,3のどれか1枚だけが和を3の倍数にする。従って各回で初到達する条件付き確率は 13\frac13。1回目成功が 13\dfrac13、1回失敗後成功が 23⋅13\dfrac23\cdot\dfrac13、2回失敗後成功が (23)2⋅13(\frac23)^2\cdot\frac13。

(2)

最初の n−1n-1 回で3の倍数に至らない確率は、逐次の条件付き失敗確率を掛けて (23)n−1(\frac23)^{n-1}。その後 nn 回目で初到達する条件付き確率 13\frac13 を掛ける。各回の和自体の独立性を仮定するのではなく、各履歴で同じ成功確率を持つことを用いた。

(3)

q=23,FN=15−(N2+6N+15)qNq=\frac23,F_N=15-(N^2+6N+15)q^N とおくと F0=0F_0=0。また
FN−FN−1=qN−1{N2+4N+10−23(N2+6N+15)}=N23qN−1=N2pN.\begin{aligned}F_N-F_{N-1}&=q^{N-1}\left\{N^2+4N+10-\frac23(N^2+6N+15)\right\}\\&=\frac{N^2}3q^{N-1}=N^2p_N.\end{aligned}
従って差を足し合わせれば指定の有限和が FNF_N に等しい。

(4)

前問で N→∞N\to\infty とする。与えられた N2qN→0N^2q^N\to0(∣q∣<1|q|<1)から (N2+6N+15)qN→0(N^2+6N+15)q^N\to0。従って無限級数の和は15。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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