「もう1年、頑張らせてあげたい。でも、いくらかかるの?」
医学部の浪人は、予備校の値段の幅がとても大きい。見積もりの出し方が分からないと、不安だけが大きくなりますよね。
結論から言うと、医学部専門予備校に自宅から通う浪人1年は約300万〜360万円、ひとり暮らしで通うと約450万〜510万円が目安です(この記事の計算例)。
いちばん大きいのは予備校の学費。医学部専門予備校の公式の料金表では、年268万円(税抜)や325万円(税別)といった額が並びます。
予備校は、通い方と指導の形で金額が数倍変わります。だから1校の料金表で決めず、2〜3校の総額をそろえて比べるのがいちばんの節約です。
料金や体験の案内をまとめて取り寄せるなら、塾・予備校の比較サイトが使えます。
この記事でわかること
- 浪人1年の総額の出し方(3つの費用の足し算)
- 医学部専門予備校の公式の学費の例
- 受験料はいくらになるか
- ひとり暮らしで増える額
- 浪人の費用を減らす3つの方法
目次7項目・タップで開く
01浪人1年の総額は、どう出す?
浪人1年の費用は、次の3つの足し算です。
| 費用 | この記事の例 | 中身 |
|---|---|---|
| 予備校の学費 | 約270万〜330万円 | 医学部専門予備校の年額(下の表)。講習費が別の予備校もある |
| 受験料 | 約35万円 | 共通テスト・国公立1校・私立5校の例 |
| 生活費 | 0円(自宅)/約144万円(ひとり暮らし) | 月12万円×12か月の例 |
足すと、自宅から通えば約300万〜360万円、ひとり暮らしなら約450万〜510万円です。
※予備校の学費には消費税がかかります。この例は公式の料金表の額(税抜・税別)で計算しています。寮に入る場合は、寮費が生活費の代わりになります。
02医学部専門予備校の学費は、いくら?
医学部専門予備校の公式の料金表から、既卒生(浪人生)の例を2つ挙げます。
| 予備校(コース) | 1年の学費 | 含まれるもの |
|---|---|---|
| 横浜予備校(既卒生 医学部コース) | 268万円(税抜)、入学費0円 | 講習費を含む |
| ウインダム(アドバンススーパー・国公立・マスターコース、標準) | 325万円(税別、一括払い)。二分割払いは330万円 | 夏期・冬期の講習会は別。特待の区分で212万〜315万円 |
大手予備校の医系コースはこれより安いことが多く、個別指導が中心の予備校はもっと高くなることがあります(どれも各予備校の料金表で確かめてください)。
予備校ごとの年額は、医学部予備校の費用の記事に公式の料金表から並べています。東京・大阪で探すなら東京の医学部予備校・大阪の医学部予備校へ。
同じ「医学部コース」でも、何が含まれているかが違います。講習費・教材費・寮費が入っているかを、必ず同じ条件にそろえて比べましょう。
03受験料は、いくらかかる?
医学部は1人で何校も受けるので、受験料も大きくなります。
| 試験 | 受験料 |
|---|---|
| 大学入学共通テスト(3教科以上) | 1万8,000円 |
| 国公立大学の二次試験 | 1万7,000円(1校) |
| 私立医学部の一般選抜 | 6万円が多い(例:昭和医科大学 2027年度、藤田医科大学 2026年度) |
共通テストと国公立1校、私立5校なら、約33万5,000円。交通費や宿泊費を入れると、さらに増えます。
私立の併願の組み方は私立医学部の併願の記事に、試験日の重なりと一緒にまとめています。
04ひとり暮らしだと、いくら増える?
地元に医学部専門予備校がなく、都市部で下宿する浪人生も多いです。
ひとり暮らしの生活費を月12万円で見ると、1年で144万円。予備校の学費とほぼ同じくらい増えることもあります。
寮のある予備校なら、食事つきで生活費の代わりになります。寮費は予備校ごとに違うので、学費と一緒に見積もりを取りましょう。
05浪人の費用を減らす方法は?
- オンラインの個別指導を組み合わせる。家から受けられるので、下宿の生活費がかかりません
- 特待生の制度を使う。入学時のテストや模試の成績で学費が下がる予備校があります(上のウインダムでは最大113万円の差)
- 受験校を絞る。私立を1校減らすと、受験料6万円と移動費が浮きます
オンラインで受けられる個別指導なら、東大生の講師に勉強の進め方を無料で相談できるところもあります。
06予備校に通わなくていい浪人生は?
次に当てはまるなら、高い医学部専門予備校でなくても戦えます。
- 共通テストで目標点に近く、二次の過去問で合格点まで少しの人
- 自分で計画を立てて、毎日同じ時間に勉強できる人
- 国公立が第一志望で、苦手な科目が1つに絞れている人
こうした人は、大手予備校の単科やオンラインの個別指導で、苦手な科目だけを補うほうが安く済みます。
反対に、生活のリズムが崩れやすい人や、全科目を立て直したい人は、管理の厳しい予備校に払う価値があります。
まとめまず予備校2校の「総額」をそろえよう!
浪人1年の費用は、予備校の学費でほぼ決まります。
今週中に、候補の予備校2〜3校の料金表と寮費を取り寄せて、講習費まで入れた総額をそろえてください。
受験料と生活費を足せば、1年の総額が出ます。
浪人の1年ぶんの費用は、6年間の学費とは別にかかります。家計全体の見通しは6年間の総額の計算で、借りる場合は教育ローンの記事で確かめられます。