山形大学/2022年度/前期

5山形大学 2022年 数学 第5問解答・解説

1問題

山形大学2022年度第5問
関数f(x)=(x2+2x−1)e−xf(x)=(x^{2}+2x-1)e^{-x}に対し、曲線y=f(x)y=f(x)をCCとする。このとき、次の問に答えよ。

(1) 関数f(x)f(x)の極値とそのときのxxの値を求めよ。

(2) 曲線CCの変曲点を求めよ。

(3) 曲線CCの接線で原点O\mathrm{O}を通るものをすべて求めよ。

(4) 不定積分∫xe−x dx\displaystyle \int x e^{-x}\,dx、∫x2e−x dx\displaystyle \int x^{2} e^{-x}\,dxを求めよ。

(5) (3)で求めた接線のうち、その接点のxx座標が最小になるものをLLとする。曲線CCと接線LL、およびyy軸によって囲まれた図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1
    x=−3x=-\sqrt3 で極小値 (2−23)e3(2-2\sqrt3)e^{\sqrt3}、x=3x=\sqrt3 で極大値 (2+23)e−3(2+2\sqrt3)e^{-\sqrt3}。
  • 2
    (−1,−2e)(-1,-2e)、(3,14e3)\left(3,\frac{14}{e^3}\right)。
  • 3
    y=2exy=2ex、y=2exy=\frac2e x。
  • 4
    ∫xe−x dx=−(x+1)e−x+C1\int xe^{-x}\,dx=-(x+1)e^{-x}+C_1、∫x2e−x dx=−(x2+2x+2)e−x+C2\int x^2e^{-x}\,dx=-(x^2+2x+2)e^{-x}+C_2。
  • 5
    面積 3−e3-e。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

f′(x)={(2x+2)−(x2+2x−1)}e−x=(3−x2)e−xf^\prime(x)=\{(2x+2)-(x^2+2x-1)\}e^{-x}=(3-x^2)e^{-x} である。
e−x>0e^{-x}>0 なので符号は x<−3x<-\sqrt3 で負、−3<x<3-\sqrt3<x<\sqrt3 で正、x>3x>\sqrt3 で負である。
よって x=−3x=-\sqrt3 で極小、x=3x=\sqrt3 で極大である。ff への代入でそれぞれ (2−23)e3(2-2\sqrt3)e^{\sqrt3}、(2+23)e−3(2+2\sqrt3)e^{-\sqrt3} を得る。

(2)

f′′(x)={−2x−(3−x2)}e−x=(x−3)(x+1)e−xf^{\prime\prime}(x)=\{-2x-(3-x^2)\}e^{-x}=(x-3)(x+1)e^{-x} である。
x=−1,3x=-1,3 でのみ 00 となり、両点で符号が変わるのでともに変曲点である。
f(−1)=−2ef(-1)=-2e、f(3)=14e−3f(3)=14e^{-3} より座標は結論のとおりである。

(3)

接点の xx 座標を tt とすると接線は y=f′(t)(x−t)+f(t)y=f^\prime(t)(x-t)+f(t) である。原点を通る条件は f(t)−tf′(t)=0f(t)-tf^\prime(t)=0 である。
計算して f(t)−tf′(t)=(t3+t2−t−1)e−t=(t+1)2(t−1)e−tf(t)-tf^\prime(t)=(t^3+t^2-t-1)e^{-t}=(t+1)^2(t-1)e^{-t} となる。
したがって t=−1,1t=-1,1 のみである。傾きはそれぞれ f′(−1)=2ef^\prime(-1)=2e、f′(1)=2ef^\prime(1)=\frac2e なので、接線は y=2exy=2ex と y=2exy=\frac2e x である。

(4)

部分積分で ∫xe−x dx=−xe−x+∫e−x dx=−(x+1)e−x+C1\int xe^{-x}\,dx=-xe^{-x}+\int e^{-x}\,dx=-(x+1)e^{-x}+C_1 である。
さらに ∫x2e−x dx=−x2e−x+2∫xe−x dx=−(x2+2x+2)e−x+C2\int x^2e^{-x}\,dx=-x^2e^{-x}+2\int xe^{-x}\,dx=-(x^2+2x+2)e^{-x}+C_2 である。
いずれも微分して被積分関数へ戻る。

(5)

接点の xx 座標が小さいのは t=−1t=-1 なので L:y=2exL:y=2ex である。
−1<x<0-1<x<0 では f′′(x)<0f^{\prime\prime}(x)<0 であり、ff は上に凸(凹)なので接線 LL が曲線の上側にある。
接点 (−1,−2e)(-1,-2e) から yy 軸までの囲まれた部分の面積は S=∫−10{2ex−f(x)} dxS=\int_{-1}^0\{2ex-f(x)\}\,dx である。
(4) を用いると ff の原始関数は −(x2+4x+3)e−x-(x^2+4x+3)e^{-x} である。したがって ∫−10f(x) dx=−3−0=−3\int_{-1}^0f(x)\,dx=-3-0=-3 となる。
また ∫−102ex dx=−e\int_{-1}^02ex\,dx=-e なので S=−e−(−3)=3−eS=-e-(-3)=3-e である。
この区間では L−fL-f は接点以外で正であり、図形を一意に定める。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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