東海大学/2024年度/1日目

3東海大学 2024年 数学 第3問解答・解説

数列指数関数・対数関数

1問題

東海大学2024年度第3問
初項から第5項までの和が100であり、初項から第10項までの和が25である等差数列 {an}\{a_{n}\} に対して、数列 {bn}\{b_{n}\} を
b1=2a1,bnbn−1=2an(n=2,3,⋯ ) b_{1}=2^{a_{1}},\qquad \frac{b_{n}}{b_{n-1}}=2^{a_{n}}\quad(n=2,3,\cdots)
で定める。

(1) 等差数列 {an}\{a_{n}\} の一般項を nn の式で表すと an=アa_{n}=\boxed{\text{ア}} である。また、{an}\{a_{n}\} の初項から第 nn 項までの和を nn の式で表すと イ\boxed{\text{イ}} である。

(2) b3=2ウb_{3}=2^{\boxed{\text{ウ}}} である。

(3) bn<1b_{n}<1 となる最小の自然数 nn は エ\boxed{\text{エ}} である。

(4) bnb_{n} は n=オn=\boxed{\text{オ}} のとき最大値をとる。その最大値の桁数は カ\boxed{\text{カ}} であり、最高位に現れる数字は キ\boxed{\text{キ}} である。ただし、0.301<log⁡102<0.302, 0.477<log⁡103<0.4780.301<\log_{10}2<0.302,\ 0.477<\log_{10}3<0.478 である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    ア=41−7n,イ=n(75−7n)2\text{ア}=41-7n,\quad \text{イ}=\dfrac{n(75-7n)}2
  • (2)
    ウ=81\text{ウ}=81
  • (3)
    エ=11\text{エ}=11
  • (4)
    オ=5,カ=31,キ=1.\text{オ}=5,\quad \text{カ}=31,\quad \text{キ}=1.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

等差数列の和から指数を表し、部分和の増減と常用対数の範囲で求める数値を確定した。

解答

(1)
等差数列の初項を a1a_1、公差を dd とする。和の公式より
52(2a1+4d)=100,102(2a1+9d)=25. \dfrac52(2a_1+4d)=100,\qquad \dfrac{10}{2}(2a_1+9d)=25.
すなわち a1+2d=20a_1+2d=20、2a1+9d=52a_1+9d=5 である。これを解くと d=−7d=-7、a1=34a_1=34 となる。従って
an=34−7(n−1)=41−7n. a_n=34-7(n-1)=41-7n.
初項から第 nn 項までの和は
Sn=n2{2⋅34+(n−1)(−7)}=n(75−7n)2. S_n=\dfrac n2\{2\cdot34+(n-1)(-7)\}=\dfrac{n(75-7n)}2.

(2)
定義から
bn=b1⋅b2b1⋅b3b2⋯bnbn−1=2a12a2⋯2an=2Sn. b_n=b_1\cdot\dfrac{b_2}{b_1}\cdot\dfrac{b_3}{b_2}\cdots\dfrac{b_n}{b_{n-1}} =2^{a_1}2^{a_2}\cdots2^{a_n}=2^{S_n}.
よって
b3=2S3=23(75−21)2=281. b_3=2^{S_3}=2^{\dfrac{3(75-21)}2}=2^{81}.

(3)
底 22 は1より大きいから、bn<1b_n<1 は Sn<0S_n<0 と同値である。nn は正の整数なので
Sn=n(75−7n)2<0であるための必要十分条件はn>757. S_n=\dfrac{n(75-7n)}2<0 \quad\text{であるための必要十分条件は}\quad n>\dfrac{75}{7}.
従って条件を満たす最小の自然数は n=11n=11 である(S10=25>0S_{10}=25>0、S11=−11<0S_{11}=-11<0)。

(4)
bn=2Snb_n=2^{S_n} は SnS_n が最大のとき最大となる。隣り合う部分和の差は
Sn+1−Sn=an+1=34−7n. S_{n+1}-S_n=a_{n+1}=34-7n.
これは n=1,2,3,4n=1,2,3,4 では正、n≧5n\geqq5 では負だから、SnS_n は n=5n=5 で最大となる。そのとき S5=100S_5=100、従って最大値は 21002^{100} である。

与えられた評価から
30.1<100log⁡102<30.2. 30.1<100\log_{10}2<30.2.
また log⁡102>0.301\log_{10}2>0.301 より 30.2<30+log⁡10230.2<30+\log_{10}2 である。常用対数の単調性から
1030<2100<1030+log⁡102=2⋅1030. 10^{30}<2^{100}<10^{30+\log_{10}2}=2\cdot10^{30}.
したがって最大値は31桁で、最高位に現れる数字は1である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 等差数列の一般項と和
  • 総和記号と数列の和
  • 漸化式
  • 有理数指数と指数法則
  • 指数関数のグラフ・増減
  • 常用対数

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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