昭和医科大学/2023年度/後期

2昭和医科大学 2023年 数学 第2問解答・解説

1問題

昭和医科大学2023年度第2問
次の各問いに答えよ。ただし、答えは結果のみ解答欄に記入せよ。

(1) (1+52)3\left(\dfrac{1+\sqrt{5}}{2}\right)^{3}の整数部分をaa、小数部分をbbとする。次の問いに答えよ。

(1-1) aaの値を求めよ。

(1-2) b4+3b3−4b2+6b+1b^{4}+3b^{3}-4b^{2}+6b+1の値を求めよ。

(2) 整式x2023x^{2023}をx2+x+1x^{2}+x+1で割った余りを求めよ。

(3) O\mathrm{O}を原点とする座標空間上に4点A(3, 5, 1)\mathrm{A}(3,\,5,\,1)、B(2, 4, 1)\mathrm{B}(2,\,4,\,1)、C(2, 3, −2)\mathrm{C}(2,\,3,\,-2)、D(1, x, −1)\mathrm{D}(1,\,x,\,-1)をとる。これらの点が同一平面上にあるとき、xxの値を求めよ。

(4) α\alpha、β\betaは実数とする。O\mathrm{O}を原点とする座標平面上にa⃗=(3, 2)\vec{a}=(3,\,2)、b⃗=(−1, 2)\vec{b}=(-1,\,2)をとる。点P\mathrm{P}はOP→=αa⃗+βb⃗\overrightarrow{\mathrm{OP}}=\alpha\vec{a}+\beta\vec{b}、2∣α∣+3∣β∣≦62|\alpha|+3|\beta|\leqq 6を満たしながら座標平面上を動く。このとき、点P\mathrm{P}が動くことのできる領域の面積SSを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1-1) 整数部分a
    44。
  • (1-2) bの整式の値
    5\sqrt5。
  • (2) 整式の余り
    xx
  • (3) 同一平面条件
    x=73x=\frac73。
  • (4) 点Pの動く領域の面積
    S=96S=96。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1-1) 整数部分a

(1+52)3=2+5\left(\frac{1+\sqrt5}2\right)^3=2+\sqrt5。2<5<32<\sqrt5<3 なので 4<2+5<54<2+\sqrt5<5、従って整数部分 a=4a=4。

(1-2) bの整式の値

b=5−2b=\sqrt5-2 なので b2+4b−1=0b^2+4b-1=0。恒等式
b4+3b3−4b2+6b+1=(b2+4b−1)(b2−b+1)+b+2b^4+3b^3-4b^2+6b+1=(b^2+4b-1)(b^2-b+1)+b+2
に代入して、値は b+2=5b+2=\sqrt5。

(2) 整式の余り

x3−1=(x−1)(x2+x+1)x^{3}-1=(x-1)(x^{2}+x+1) なので、x3x^{3} を x2+x+1x^{2}+x+1 で割った余りは 1 である。2023=3⋅674+12023=3\cdot674+1 よりx2023−x=x{(x3)674−1}x^{2023}-x=x\{(x^{3})^{674}-1\}は x3−1x^{3}-1 で割り切れ、したがって x2+x+1x^{2}+x+1 で割り切れる。よって余りは xx。

(3) 同一平面条件

AB→=(−1,−1,0)\overrightarrow{AB}=(-1,-1,0)、AC→=(−1,−2,−3)\overrightarrow{AC}=(-1,-2,-3)。ベクトル n⃗=(3,−3,1)\vec n=(3,-3,1) は両方に垂直で、両者は平行でない。
従って A,B,CA,B,C を通る平面の方程式は 3(X−3)−3(Y−5)+(Z−1)=03(X-3)-3(Y-5)+(Z-1)=0。D=(1,x,−1)D=(1,x,-1) を代入すると −6−3(x−5)−2=7−3x=0-6-3(x-5)-2=7-3x=0。よって x=73x=\frac73。

(4) 点Pの動く領域の面積

係数平面で 2∣α∣+3∣β∣≦62|\alpha|+3|\beta|\leqq6 は4点 (3,0),(0,2),(−3,0),(0,−2)(3,0),(0,2),(-3,0),(0,-2) を頂点とするひし形である。
位置ベクトルへの対応は和と実数倍を保つので、像は順に
3a⃗,2b⃗,−3a⃗,−2b⃗ 3\vec a,\quad2\vec b,\quad-3\vec a,\quad-2\vec b
を頂点とする四角形である。a⃗=(3,2)\vec a=(3,2)、b⃗=(−1,2)\vec b=(-1,2) は平行でないので、係数の異なる2点が同一点に写ることはない。
a⃗,b⃗\vec a,\vec b のなす角を φ\varphi とすると
∣a⃗∣2=13,∣b⃗∣2=5,a⃗⋅b⃗=1, |\vec a|^2=13,\quad |\vec b|^2=5,\quad\vec a\cdot\vec b=1,
cos⁡φ=165,sin⁡φ=1−165=865. \cos\varphi=\frac1{\sqrt{65}},\qquad \sin\varphi=\sqrt{1-\frac1{65}}=\frac8{\sqrt{65}}.
原点と隣り合う2頂点でできる4つの三角形は全て同じ面積であり、1つ分は
12⋅313⋅25⋅865=24. \frac12\cdot3\sqrt{13}\cdot2\sqrt5\cdot\frac8{\sqrt{65}}=24.
したがって全体の面積は S=4⋅24=96S=4\cdot24=96。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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