昭和医科大学/2023年度/後期

1昭和医科大学 2023年 数学 第1問解答・解説

1問題

昭和医科大学2023年度第1問
nnは自然数とする。次の各問いに答えよ。ただし、答えは結果のみを解答欄に記入せよ。

(1) 次の数列から一般項ana_{n}を推測し、一般項ana_{n}をnnの式で表せ。

(1-1) 1, 2, 6, 15, 31, 56, 92, 141, 205, 286, ⋯1,\,2,\,6,\,15,\,31,\,56,\,92,\,141,\,205,\,286,\,\cdots

(1-2) 1, 2, 10, 37, 101, 226, 442, 785, 1297, 2026, ⋯1,\,2,\,10,\,37,\,101,\,226,\,442,\,785,\,1297,\,2026,\,\cdots

(2) 漸化式a1=4a_{1}=4、∑k=1n+1ak=4an+8\displaystyle\sum_{k=1}^{n+1}a_{k}=4a_{n}+8で定まる数列{an}\{a_{n}\}の一般項ana_{n}をnnの式で表せ。

(3) 漸化式a1=−2a_{1}=-2、an+1=5−4ana_{n+1}=5-\dfrac{4}{a_{n}}で定まる数列{an}\{a_{n}\}について、次の問いに答えよ。

(3-1) 一般項ana_{n}をnnの式で表せ。

(3-2) lim⁡n→∞an\displaystyle\lim_{n\to\infty}a_{n}を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1-1) 推測される一般項
    an=1+n(n−1)(2n−1)6a_n=1+\frac{n(n-1)(2n-1)}6。
  • (1-2) 推測される一般項
    an=1+n2(n−1)24a_n=1+\frac{n^2(n-1)^2}4。
  • (2) 和で定義された漸化式
    an=(3n−1)2na_n=(3n-1)2^n。
  • (3-1) 分数型漸化式の一般項
    an=4n−24n−1−2a_n=\frac{4^n-2}{4^{n-1}-2}。
  • (3-2) 極限
    44。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1-1) 推測される一般項

隣接差は 1,4,9,16,25,…1,4,9,16,25,\ldots なので an+1−an=n2a_{n+1}-a_n=n^2 と推測する。従って an=1+∑k=1n−1k2=1+n(n−1)(2n−1)6a_n=1+\sum_{k=1}^{n-1}k^2=1+\frac{n(n-1)(2n-1)}6。n=1n=1 でも 11 で、示された全項と一致する。

(1-2) 推測される一般項

隣接差は 1,8,27,64,125,…1,8,27,64,125,\ldots なので an+1−an=n3a_{n+1}-a_n=n^3 と推測する。従って an=1+∑k=1n−1k3=1+(n(n−1)2)2a_n=1+\sum_{k=1}^{n-1}k^3=1+\left(\frac{n(n-1)}2\right)^2。初項も成立し、示された全項と一致する。

(2) 和で定義された漸化式

n=1n=1 の条件から a1+a2=4a1+8=24a_1+a_2=4a_1+8=24 なので a2=20a_2=20。隣り合う和の条件を引くと an+2=4an+1−4ana_{n+2}=4a_{n+1}-4a_n。
dn=an+1−2and_n=a_{n+1}-2a_n と置けば dn+1=2dnd_{n+1}=2d_n、d1=12d_1=12 なので dn=12⋅2n−1d_n=12\cdot2^{n-1}。
元の差を 2n+12^{n+1} で割ると an+12n+1−an2n=3\frac{a_{n+1}}{2^{n+1}}-\frac{a_n}{2^n}=3。初項 a12=2\frac{a_1}2=2 から an2n=2+3(n−1)=3n−1\frac{a_n}{2^n}=2+3(n-1)=3n-1。よって an=(3n−1)2na_{n}=(3n-1)2^{n}。元の和の条件も、差の漸化式と n=1n=1 の値から復元できる。

(3-1) 分数型漸化式の一般項

固定点は 1,41,4。漸化式から an+1−4an+1−1=14an−4an−1\frac{a_{n+1}-4}{a_{n+1}-1}=\frac14\frac{a_n-4}{a_n-1}。初項ではこの比が 22 なので、比は 24n−1\frac2{4^{n-1}}。
これを ana_n について解いて an=4n−24n−1−2a_n=\frac{4^n-2}{4^{n-1}-2} を得る。4n−1=24^{n-1}=2 となる自然数 nn はなく、ana_n も 00 でない。従って全項が定義され、初項と漸化式への代入で式の妥当性を帰納的にも確認できる。

(3-2) 極限

一般項を 4n−14^{n-1} で割れば an=4−24n−11−24n−1a_n=\frac{4-\frac2{4^{n-1}}}{1-\frac2{4^{n-1}}}。n→∞n\to\infty で分子は 44、分母は 11 へ収束するので極限は 44。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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