大分大学/2025年度/前期

1大分大学 2025年 数学 第1問解答・解説

指数関数・対数関数図形と方程式

1問題

大分大学2025年度第1問
正の数 x,yx,y は、次の不等式を満たすとする。
(log⁡2x)2+(log⁡2y)2≦log⁡2y222x2(∗) (\log_2 x)^2+(\log_2 y)^2\leqq \log_2\frac{y^2}{2\sqrt{2}x^2}\quad (*)
(1) X=log⁡2x,Y=log⁡2yX=\log_2 x,\quad Y=\log_2 y とおくとき、不等式(*)を X,YX,Y で表しなさい。
(2) (1)で求めた不等式の表す領域を XYXY 平面に図示しなさい。
(3) xyxy の最小値と、そのときの xx と yy の値を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    X2+Y2≦2Y−2X−3/2X^2+Y^2\leqq2Y-2X-3/2
  • (2)
     中心 (−1,1)、半径 1/2 の閉円盤。\text{ 中心 }\quad (-1,1)\quad \text{、半径 }\quad 1/\sqrt2\quad \text{ の閉円盤。}
  • (3)
     最小値 xy=1/2。そのとき x=1/(22)、y=2\text{ 最小値 }\quad xy=1/2\quad \text{。そのとき }\quad x=1/(2\sqrt2)\quad \text{、}\quad y=\sqrt2

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) X=log⁡2xX=\log_2x, Y=log⁡2yY=\log_2y とおく。対数の性質から
log⁡2y222x2=2Y−2X−32, \log_2\frac{y^2}{2\sqrt2x^2}=2Y-2X-\frac32,
したがって
X2+Y2≦2Y−2X−32. \boxed{X^2+Y^2\leqq2Y-2X-\frac32}.

(2) 平方完成すると
(X+1)2+(Y−1)2≦12. \boxed{(X+1)^2+(Y-1)^2\leqq\frac12}.
よって、求める領域は中心 (−1,1)(-1,1)、半径 1/21/\sqrt2 の円の内部と周である。図示すると次のとおり。

(3) u=X+1u=X+1, v=Y−1v=Y-1 とおけば u2+v2≦1/2u^2+v^2\leqq1/2 であり、X+Y=u+vX+Y=u+v だから
X+Y=u+v≧−2u2+v2≧−1. X+Y=u+v\geqq-\sqrt{2}\sqrt{u^2+v^2}\geqq-1.
従って xy=2X+Y≧1/2xy=2^{X+Y}\geqq1/2。等号は u=v=−1/2u=v=-1/2、すなわち X=−3/2X=-3/2, Y=1/2Y=1/2 で成立する。よって
min⁡xy=12,x=2−3/2=122,y=21/2=2. \boxed{\min xy=\frac12,\qquad x=2^{-3/2}=\frac1{2\sqrt2},\quad y=2^{1/2}=\sqrt2}.

平方完成で条件を XYXY 平面の円盤として表す。円盤内で X+YX+Y を2(u2+v2)−(u+v)2=(u−v)2≧02(u^2+v^2)-(u+v)^2=(u-v)^2\geqq0 から得られる不等式で下から評価し、底 22 の指数関数の増加性から積 xyxy の最小値を得る。等号条件も円盤内で実現する。
右向きのX軸・上向きのY軸と原点Oがある座標平面の第2象限に、中心(−1, 1)(黒丸)、半径r=1/√2の円を描き、円の内部と周を淡い青紫で塗っている。中心から左下へ半径を引き、円の外側にr=1/√2と記している。中心からX軸・Y軸へ灰色の破線を引き、それぞれの目盛を−1と1としている。円は両軸に届かない。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 対数の計算
  • 平方完成
  • コーシー・シュワルツの不等式
  • 等号条件の確認

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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