日本医科大学/2022年度/後期

3日本医科大学 2022年 数学 第3問解答・解説

1問題

日本医科大学2022年度第3問
実数の定数llはl≧62l\geqq\dfrac{\sqrt{6}}{2}を満たすとする。四面体ABCDABCDにおいて、AB=AC=BD=CD=lAB=AC=BD=CD=l、辺ABABを1:51:5に内分する点をLL、辺BCBCの中点をMM、辺CDCDを5:35:3に内分する点をNNとし、これら3点で定まる平面LMNLMNと直線ADADとの交点をPPとする。また、点PPから平面BCDBCDに垂線PHPHを下ろしたとき、PH=l2PH=\dfrac{l}{2}であるとする。x=AMx=AMとおき、四面体ABCDABCDの体積をVVとして、以下の各問いに答えよ。

問1 PDAP\dfrac{PD}{AP}を求めよ。

問2 xxがとりうる値の範囲を求めよ。答えのみでよい。

問3 VVをllとxxを用いて表せ。答えのみでよい。

問4 llを固定して、MA→⋅MD→≧0\overrightarrow{\mathrm{MA}}\cdot\overrightarrow{\mathrm{MD}}\geqq 0かつAB→⋅AD→≧23\overrightarrow{\mathrm{AB}}\cdot\overrightarrow{\mathrm{AD}}\geqq\dfrac{2}{3}を満たすようにxxを動かすとき、VVの最大値Vmax⁡V_{\max}を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1
    PDAP=3\frac{PD}{AP}=3。
  • 2
    2l3≦x<l\frac{2l}{3}\leqq x<l。
  • 3
    V=2l9xl2−x2V=\frac{2l}{9}x\sqrt{l^2-x^2}。
  • 4
    62≦l≦2\frac{\sqrt6}{2}\leqq l\leqq\sqrt2 では Vmax⁡=2l−l4+3l2−19(3−l2)V_{\max}=\frac{2l\sqrt{-l^4+3l^2-1}}{9(3-l^2)}。l≧2l\geqq\sqrt2 では Vmax⁡=l39V_{\max}=\frac{l^3}{9}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

A,B,C,DA,B,C,D の重み付き座標を用いる。
平面 LMNLMN を表す一次式の各頂点での値を a,b,c,da,b,c,d とすると、L=5A+B6L=\frac{5A+B}{6}、M=B+C2M=\frac{B+C}{2}、N=3C+5D8N=\frac{3C+5D}{8} より、
5a+b=0,b+c=0,3c+5d=0。 5a+b=0,\quad b+c=0,\quad3c+5d=0。
よって b=−5a,c=5a,d=−3ab=-5a,c=5a,d=-3a。
ADAD 上の P=(1−u)A+uDP=(1-u)A+uD では (1−u)a+ud=(1−4u)a=0(1-u)a+ud=(1-4u)a=0。
四面体は非退化なので a≠0a\ne0、したがって u=14u=\frac14。
AP:PD=1:3AP:PD=1:3 より PDAP=3\frac{PD}{AP}=3。

(2)

AB=ACAB=AC、DB=DCDB=DC より AM,DMAM,DM は BCBC に垂直。
直角三角形から AM=DM=xAM=DM=x、BM=CM=l2−x2BM=CM=\sqrt{l^2-x^2}。
(1)より P=3A+D4P=\frac{3A+D}{4} なので、PHPH は AA の平面 BCDBCD からの高さの 34\frac34 倍である。
したがって AA の高さは 2l3\frac{2l}{3}、よって x=AM≧2l3x=AM\geqq\frac{2l}{3}。
また BC>0BC>0 より x<lx<l。
逆にこの範囲の xx では、長さ xx の MA,MDMA,MD を、AA の高さが 2l3\frac{2l}{3} となるよう配置できるので、全範囲が実現する。

(3)

底面三角形 BCDBCD の面積は 12BC⋅DM=xl2−x2\frac12BC\cdot DM=x\sqrt{l^2-x^2}。
AA から底面への高さは 2l3\frac{2l}{3} なので、
V=13xl2−x2⋅2l3=2l9xl2−x2。 V=\frac13x\sqrt{l^2-x^2}\cdot\frac{2l}{3} =\frac{2l}{9}x\sqrt{l^2-x^2}。

(4)

L=l2L=l^2、z=x2z=x^2、c=4L9c=\frac{4L}{9} とおく。
MA→⋅MD→≧0\overrightarrow{MA}\cdot\overrightarrow{MD}\geqq0 を用い、MDMD を水平方向として AA の垂直成分が 2l3\frac{2l}{3} であることから
MA→⋅MD→=z(z−c)。 \overrightarrow{MA}\cdot\overrightarrow{MD}=\sqrt{z(z-c)}。
AB→⋅AD→=∣MA→∣2−MA→⋅MD→=z−z(z−c)。 \overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AD} =|\overrightarrow{MA}|^2-\overrightarrow{MA}\cdot\overrightarrow{MD} =z-\sqrt{z(z-c)}。
条件は z−z(z−c)≧23z-\sqrt{z(z-c)}\geqq\frac23。
z≧c=4L9≧23z\geqq c=\frac{4L}{9}\geqq\frac23 なので、移項した両辺は非負となり二乗できる。
z(z−c)≦(z−23)2すなわち(3−L)z≦1。 z(z-c)\leqq\left(z-\frac23\right)^2 \quad\text{すなわち}\quad(3-L)z\leqq1。
ほかの範囲は 4L9≦z<L\frac{4L}{9}\leqq z<L で、V2=4L81z(L−z)V^2=\frac{4L}{81}z(L-z)。
この二次式は z=L2z=\frac L2 で最大となる。
L≧2L\geqq2 ではこの点で (3−L)z≦1(3-L)z\leqq1 が成立し、Vmax⁡=l39V_{\max}=\frac{l^3}{9}。
32≦L≦2\frac32\leqq L\leqq2 では上限が z≦13−L≦L2z\leqq\frac1{3-L}\leqq\frac L2 なので、この上限で最大となる。代入すると
Vmax⁡=2l9L3−L−1(3−L)2=2l−l4+3l2−19(3−l2)。 V_{\max}=\frac{2l}{9}\sqrt{\frac L{3-L}-\frac1{(3-L)^2}} =\frac{2l\sqrt{-l^4+3l^2-1}}{9(3-l^2)}。
端点 L=2L=2 で両式は一致し、L=32L=\frac32 でも許される x=2l3x=\frac{2l}{3} で実現する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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