福岡大学/2022年度/系統別

III福岡大学 2022年 数学 第III問解答・解説

微分・積分の考え微分法積分法平面上の曲線と複素数平面

1問題

福岡大学2022年度第III問
医療・保健系統(医学部医学科)。(記述問題)aa を正の定数とし、媒介変数 tt によって
x=e−2−eat,y=−2t+e2at x=e^{-2}-e^{at},\qquad y=-2t+e^{2at}
で表されている曲線 CC が、xx 軸と接しているとする。このとき、次の問に答えよ。ただし、ee は自然対数の底とする。
(i) aa の値を求めよ。
(ii) xx 軸、yy 軸および曲線 CC で囲まれた部分の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

福岡大学 2022 問題 III

x=e−2−eat,y=−2t+e2at,a>0. x=e^{-2}-e^{at},\qquad y=-2t+e^{2at},\qquad a>0.

(i)

曲線が xx 軸に接するとき、接点の媒介変数を t0t_0 とする。x′(t)=−aeat≠0x'(t)=-ae^{at}\ne0 だから接線が水平である条件は y(t0)=0, y′(t0)=0y(t_0)=0,\ y'(t_0)=0。ここで

y′(t)=−2+2ae2at. y'(t)=-2+2ae^{2at}.

従って

ae2at0=1,e2at0=2t0. ae^{2at_0}=1,\qquad e^{2at_0}=2t_0.

二式から 2at0=12at_0=1。これを第二式に代入すると e=2t0e=2t_0 なので t0=e/2t_0=e/2、さらに

a=1e. \boxed{a=\frac1e}.

(ii)

a=1/ea=1/e とする。x(t)=0x(t)=0 は eat=e−2e^{at}=e^{-2} と同値なので t=−2et=-2e。このとき曲線は

(0, 4e+e−4) (0,\ 4e+e^{-4})

を通る。一方、接点は t0=e/2t_0=e/2 で、座標は
(e−2−e1/2,0)(e^{-2}-e^{1/2},0)。また x′(t)<0x'(t)<0 で、−2e≦t≦e/2-2e\leqq t\leqq e/2 では y′(t)≦0y'(t)\leqq0、両端以外で y(t)>0y(t)>0。従ってこの曲線弧と座標軸が囲む部分の面積は

A=∫x(e/2)0y dx=−∫−2ee/2y(t)x′(t) dt=∫−2ee/2(−2t+e2t/e)et/e−1 dt. \begin{aligned} A&=\int_{x(e/2)}^{0}y\,dx =-\int_{-2e}^{e/2} y(t)x'(t)\,dt\\ &=\int_{-2e}^{e/2}(-2t+e^{2t/e})e^{t/e-1}\,dt. \end{aligned}

被積分関数の原始関数は

F(t)=−2(t−e)et/e+13e3t/e, F(t)=-2(t-e)e^{t/e}+\frac13e^{3t/e},

と確認できる。したがって

A=F(e/2)−F(−2e)=43e3/2−(6e+13e6). \begin{aligned} A&=F(e/2)-F(-2e)\\ &=\frac43e^{3/2}-\left(\frac6e+\frac{1}{3e^6}\right). \end{aligned}

よって求める面積は

43e3/2−6e−13e6. \boxed{\frac43e^{3/2}-\frac6e-\frac{1}{3e^6}}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 曲線の媒介変数表示
  • 指数・対数関数の微分
  • 曲線の接線
  • 導関数と増減
  • 曲線で囲まれた面積
  • 置換積分法
  • 三角・指数・対数関数等の積分

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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