もう一度、医学部を目指したい。

一般入試で1年次から入り直すか、学士編入で2年次から入るか。

大卒だと、そこで迷いますよね。

みりたま
大卒なら、学士編入のほうが早く医者になれるの?
そうた
年数は1年短くなるよ。ただ、出願資格が合わないと受けられないんだ。

先に募集要項を並べて、受けられるかどうかを見ておきたいところです。

先に言ってしまうと、まず一般入試を選択肢に残したまま、出願資格と試験内容が合う学士編入と比べるのがおすすめです。

「大卒だから編入」と決めつけるのはもったいない!

志望校の募集要項と過去問を並べて、先に準備する科目を決めるのがコツですよ。

出願資格や日程は、募集要項を読めば自分で調べられます。

でも、数学や理科から何年も離れている人が「何から、どれだけやればいいか」を、ひとりで見積もるのは難しいんです。

一般入試で入り直すにしても、学士編入を狙うにしても、最初の壁は同じです。

自分の今の学力を、外から見てもらうことです。

仕事をしながら、ひとりで見積もれますか?

医学部・難関大専門のアシリは、社会人・再受験生の区分がある個別指導塾です。

プロ講師の1対1で、1コマは120分。公式サイトのフォームから、無料で相談できます。

2027年度入学の編入は、すでに出願が終わっています。

だから今は、次の入試に向けて準備を決める時期です。

やることは、フォームに今の状況を書くだけ。

相談のあとにどうするかは、自分で決められます。

合わなければ、そこでやめれば大丈夫です。

個別指導・家庭教師を比べたい人は、医学部受験の個別指導・家庭教師の選び方に3社の違いをまとめています。

この記事でわかること

  • 「再受験」と「学士編入」の言葉の違い
  • 一般入試と学士編入の、出願資格・科目・日程の違い
  • 2027年度入学の編入試験がすでに終わっている理由
  • 2週間で、どちらを軸にするか決める手順

01「再受験」と「編入」は何が違う?

「再受験」は、大学在学中や卒業後、社会人を経験してから医学部を目指す人の状況を指す言葉です。

再受験生向けの入試枠が1つあるわけではないんです。

進み方は、一般入試で1年次に入る道と、大学ごとの学士編入試験を受ける道です。

2年次編入なら、入学後の修業年限は5年です。

一般入試の6年と比べて、1年短くなります。

鳥取大学は「5年間で卒業して医師となる道」と明記しています。

ただし、受かるまでの準備期間は別に数えてくださいね。

比較項目一般入試学士編入
入学する学年1年次2年次が中心
出願資格志望校の要件。国公立は共テが必要学位・英語スコアなど、大学ごとの要件
試験科目共テ+個別試験(大学ごと)生命科学・英語・面接など、大学ごと
日程共テ1月、出願は冬4月末〜8月に出願(2027年度入学の実績)
みりたま
学士編入って、どれも同じような試験なの?
そうた
ううん、大学によってまったく別物だよ!

次の2校を見ると、違いがよくわかります。

02学士編入は、まず何を確かめる?

最初にやるのは、合格体験記を読むことではなく、出願できるかの確認です。

学位は足りている? 英語スコアの種類と有効期間は合っている?

1つでも合わなければ、その年は出願できません。

鹿児島大学の2027年度・第2年次学士編入(募集10名)は、英語スコアが出願資格です。

出願の初日から2年以内のTOEFL iBT 64点以上、またはTOEIC L&R 720点以上が必要です。

TOEFL ITPとTOEIC IPの団体受験は使えません。

医学部医学科の卒業者と在学者は対象外です。

東京科学大学(募集5名)は、2年以内のTOEFL iBTが必要です。

2026年1月20日以前の受験は80点以上、1月21日以降は新しい尺度で4.5以上です。

スコア原本の郵送か、ETSからの直送で提出します。

英語は、試験当日だけの勝負ではないんです。

スコアシートの発行までの期間を逆算して、出願初日までにそろえておきたいですね。

03試験の中身は、どれくらい違う?

神戸大学の2027年度編入(募集5名)は、生命科学と英語の総合問題の筆記と、口述試験です。

口述では、研究内容と医師を志す理由を、説明できるように整理しておきたいところです。

同募集要項の実績では、2026年度(令和8年度)は志願者84人、一次試験の受験者77人、入学者5人でした。

これは1校の1年分の数字で、学士編入の平均の倍率ではないんです(神戸大学の募集要項)。

鹿児島大学は生命科学を中心とした自然科学です。

東京科学大学は「自然科学総合問題」で、英語で出題される場合があります。

理系出身だからといって、生命科学の過去問が最初から解けるとは限りません。

意外とつまずくところです。

大学や仕事で培った英語読解や研究経験が活きる人もいます。

経歴で決めつけるのは禁物!

まず、公開されている過去問を1回分解いてみるのが確実です。

一般入試を選ぶ場合も同じですよ。

高校の数学や理科から離れていたら、過去問を1回分解いてみるといいですよ。

公式を思い出せば解けるのか、単元の基礎から学び直しなのか。

書き出すと、必要な学習時間が見積もれます。

国公立と私立の科目の違いは、国公立と私立の選び方にまとめています。

042027年度入学の編入は、もう出願できる?

答えは「できません」。

確かめた大学では、出願はすべて終わっています。

大学出願期間(2026年)一次試験
鹿児島大学4月30日〜5月8日6月6日
香川大学5月7日〜15日6月6日
東京科学大学5月11日〜15日6月10日
神戸大学7月1日〜7日7月31日

「2027年度入学」は、2027年4月に入学する人のための募集です。

試験は、2026年の春から夏に終わります。

次に狙えるのは、2028年度入学の募集です。

2028年度の予告は、鹿児島大学と東京科学大学のページには見当たりませんでした(2026年10月13日確認)。

例年どおりなら春に出願が始まるので、来年を狙うあなたは、いまが英語スコアと過去問の準備を進める時期ですよ。

一般入試のほうは、国公立の一般選抜が共テの成績を使います。

2027年度共通テストの出願登録は、2026年10月2日に終わりました。

私立の一般選抜(共テを使わない方式)は、冬に出願があります。

日程は、入試日程カレンダーと出願締切一覧に載っています。

みりたま
来年の編入を狙うなら、今は何をすればいいの?
そうた
英語スコアの取得と、気になる大学の過去問を解くことだよ!

募集要項は、出てから読めば大丈夫です。

出願資格だけは、前年のものでチェックしておけば安心です。

05編入と一般入試、向かない人は?

どちらにも向き不向きがあります。

学士編入が向かないのは、こんな人です。

  • 英語スコアを、出願初日までにそろえられない人
  • 地域枠のように、卒業後の勤務地が決まる募集(鳥取大学は県の奨学金の受給が出願資格)に抵抗がある人

一般入試が向かないのは、こんな人です。

  • 数学・理科の学び直しに、長い期間を取れない人
  • 共テ(国公立)の科目数を、いまから増やせない人

どちらが一律に有利、とは言えないんです。

出願資格と科目が合う大学を、先に洗い出すのが近道ですよ。

学費は、編入でも一般入試でも、医学部の学費ランキングに大学ごとの金額が並んでいます。

062週間で軸を決めるには?

仕事を辞めたり、予備校の講座を契約したりする前に、2週間ほど比べる時間を取るのがおすすめです。

進め方は、こんな流れです。

  • 1〜3日目は、一般入試と学士編入の候補を2校ずつ選んで、出願資格・科目・日程を書き出す
  • 4〜7日目は、公開されている過去問を解いて、解けない単元をリストにする
  • 2週目は、平日と休日の生活に学習時間を入れて、仕事や家事と両立できる量を試す
  • 最後に振り返って、優先する方式を1つに絞る。併願するなら、追加で要る学習も洗い出す

費用は、大学の学費だけでは足りません。

準備期間の生活費や、仕事を減らした場合の減収も入れて考えます。

2年次編入で在学が1年短くなっても、準備が長引けば負担は軽くなるとは限りません。

準備が長引くほど、編入の年数が短いメリットは薄れてしまいます。

予備校の費用や期間は、コースと現在の学力で変わります。

講座の見積もりと、いまの生活費、減収の見込みを並べてみてください。

07仕事と両立しながら、本当にいける?

正直、仕事をしながらの再受験はきついです。

「今から間に合うのか」と迷って、手が止まっていませんか?

みりたま
社会人で塾に通うのって、気まずくない?
そうた
気まずさは、相談で先に話せば減るよ!

きつさの原因は、3つに分けられます。

時間が足りないこと。数学・理科のブランクが読めないこと。お金です。

対処は、勉強を始める前に、現状を外から見てもらうことです。

私も受験生のとき、塾の先生に答案を見てもらうまで、自分の弱点は自分では見えていませんでした。

ブランクのある科目ほど、同じです。

どの単元から学び直すかが分かれば、必要な学習時間も見積もれます。

仕事を辞めたり、講座を何本も契約したりする前に、まず現状を知る。

それが、いちばん小さなリスクで始められる一歩です。

アシリの申込はフォームで60秒、必須はメールアドレスだけです。質問欄に今の状況を書いておけます。

向いているのは、こんな人です。

  • 数学・理科を、何年も触っていない
  • 一般入試と学士編入、どちらを軸にするか決められない
  • 仕事と両立できる学習量を、第三者と一緒に決めたい

向かないのは、入塾時にすでに偏差値65以上の人です。

アシリは、その場合の入塾を受け付けていません。

その人は、過去問を1回分解いて、自分の弱点を洗い出すところから始めましょう。

まとめ2校を並べて、明日の科目を決めよう!

悩むべきは「再受験生だから通用しないのでは」ではなく、「どの入試方式を軸にして、明日からどの科目を始めるか」です。

出願資格を満たせて、過去問を手元にそろえた2校を並べてください。

そうすれば、次の一手が見えてきますよ。

学士編入の4大学(東京科学・香川・鹿児島・鳥取)の出願資格と日程は、学士編入ガイドに一覧にしています。

そこで出願資格の足切りを見てから、学習計画を立ててみてください。

要点は、3つです。出願資格と科目が合う大学を先に洗い出すこと。過去問を1回分解くこと。2週間で軸を決めること。

向く人は、数学・理科の学び直しの量を、ひとりで見積もれない人です。

次の行動は、1つだけ。

アシリの申込フォームで体験授業を申し込み、質問欄に今の状況を書いておきましょう。

合わなければ、そこでやめれば大丈夫です。