順天堂大学/2022年度/前期

1順天堂大学 2022年 数学 第1問解答・解説

1問題

順天堂大学2022年度第1問
空欄に適する解答をマークせよ。ただし、同一問題で同じ記号の空欄がある場合は同一の値が入る。

(1) 関数f(x)=ex−e−xex+e−xf(x)=\dfrac{e^{x}-e^{-x}}{e^{x}+e^{-x}}について、以下の問に答えよ。

(a) f(a)=12f(a)=\dfrac{1}{2}のとき、f(−a)=アイウf(-a)=\dfrac{\boxed{\text{アイ}}}{\boxed{\text{ウ}}}、f(2a)=エオf(2a)=\dfrac{\boxed{\text{エ}}}{\boxed{\text{オ}}}である。

(b) f′(x)=カ−{f(x)}キf'(x)=\boxed{\text{カ}}-\{f(x)\}^{\boxed{\text{キ}}}が成り立つ。f(b)=33f(b)=\dfrac{\sqrt{3}}{3}のとき、f′(b)=クケf'(b)=\dfrac{\boxed{\text{ク}}}{\boxed{\text{ケ}}}である。

(c) 方程式3{f(x)}2−5f(x)−2=03\{f(x)\}^{2}-5f(x)-2=0の解はx=コサシlog⁡スx=\dfrac{\boxed{\text{コサ}}}{\boxed{\text{シ}}}\log\boxed{\text{ス}}である。

(2) 見分けのつかない3枚のコインA\mathrm{A}、B\mathrm{B}、C\mathrm{C}がある。コインA\mathrm{A}は表の出る確率と裏の出る確率がともに12\dfrac{1}{2}、コインB\mathrm{B}は表の出る確率が13\dfrac{1}{3}で裏の出る確率が23\dfrac{2}{3}、コインC\mathrm{C}は表の出る確率が16\dfrac{1}{6}で裏の出る確率が56\dfrac{5}{6}である。これら3枚のコインから1枚を選んだ。

(a) 選んだコインを1回投げると表が出た。選んだコインがA\mathrm{A}である確率はアイ\dfrac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}}となり、B\mathrm{B}である確率はウエ\dfrac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エ}}}となる。

(b) さらにもう1回投げると2回目も表が出た。選んだコインがA\mathrm{A}である確率はオカキ\dfrac{\boxed{\text{オ}}}{\boxed{\text{カキ}}}となり、B\mathrm{B}である確率はクケ\dfrac{\boxed{\text{ク}}}{\boxed{\text{ケ}}}となる。

(c) さらにもう1回投げると3回目は裏が出た。選んだコインがA\mathrm{A}である確率はコサシ\dfrac{\boxed{\text{コ}}}{\boxed{\text{サシ}}}となり、B\mathrm{B}である確率はスセ\dfrac{\boxed{\text{ス}}}{\boxed{\text{セ}}}となる。

(3) 方程式x3+9x+6=0x^{3}+9x+6=0において、x=y−アyx=y-\dfrac{\boxed{\text{ア}}}{y}の置き換えを行うとy3−イウy3+6=0y^{3}-\dfrac{\boxed{\text{イウ}}}{y^{3}}+6=0となる。これを解いてy3=エy^{3}=\boxed{\text{エ}}、オカ\boxed{\text{オカ}}を得る。これより、方程式x3+9x+6=0x^{3}+9x+6=0の解は1の3乗根の一つであるω=キク+ケ iコ\omega=\dfrac{\boxed{\text{キク}}+\sqrt{\boxed{\text{ケ}}}\,i}{\boxed{\text{コ}}}を用いて、x=サ3−シ3x=\sqrt[3]{\boxed{\text{サ}}}-\sqrt[3]{\boxed{\text{シ}}}、ス3 ω−セ3 ω2\sqrt[3]{\boxed{\text{ス}}}\,\omega-\sqrt[3]{\boxed{\text{セ}}}\,\omega^{2}、ソ3 ω2−タ3 ω\sqrt[3]{\boxed{\text{ソ}}}\,\omega^{2}-\sqrt[3]{\boxed{\text{タ}}}\,\omegaと表される。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(a)
    f(−a)=−12f(-a)=-\frac12、f(2a)=45f(2a)=\frac45。アイ =−1=-1、ウ =2=2、エ =4=4、オ =5=5。
  • (1)(b)
    f′(x)=1−{f(x)}2f'(x)=1-\{f(x)\}^2、f′(b)=23f'(b)=\frac23。カ =1=1、キ =2=2、ク =2=2、ケ =3=3。
  • (1)(c)
    x=−12log⁡2x=-\frac12\log2。コサ =−1=-1、シ =2=2、ス =2=2。
  • (2)(a)
    AA である確率は 12\frac12、BB である確率は 13\frac13。ア =1=1、イ =2=2、ウ =1=1、エ =3=3。
  • (2)(b)
    AA である確率は 914\frac9{14}、BB である確率は 27\frac27。オ =9=9、カキ =14=14、ク =2=2、ケ =7=7。
  • (2)(c)
    AA である確率は 916\frac9{16}、BB である確率は 13\frac13。コ =9=9、サシ =16=16、ス =1=1、セ =3=3。
  • (3)
    ア =3=3、イウ =27=27、エ =3=3、オカ =−9=-9。ω=−1+3i2\omega=\frac{-1+\sqrt3i}2(キク =−1=-1、ケ =3=3、コ =2=2)。解は 33−93\sqrt[3]3-\sqrt[3]9、33ω−93ω2\sqrt[3]3\omega-\sqrt[3]9\omega^2、33ω2−93ω\sqrt[3]3\omega^2-\sqrt[3]9\omega。サ == ス == ソ =3=3、シ == セ == タ =9=9。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)(a)

f(x)=e2x−1e2x+1f(x)=\frac{e^{2x}-1}{e^{2x}+1} なので、f(−x)=−f(x)f(-x)=-f(x)。また、f(a)=12f(a)=\frac12 から 2(e2a−1)=e2a+12(e^{2a}-1)=e^{2a}+1、よって e2a=3e^{2a}=3。したがって、f(2a)=32−132+1=45f(2a)=\frac{3^2-1}{3^2+1}=\frac45。

(1)(b)

商の微分より、f′(x)=4e2x(e2x+1)2f'(x)=\frac{4e^{2x}}{(e^{2x}+1)^2}。
一方、1−f(x)2=(e2x+1)2−(e2x−1)2(e2x+1)2=4e2x(e2x+1)21-f(x)^2=\frac{(e^{2x}+1)^2-(e^{2x}-1)^2}{(e^{2x}+1)^2}=\frac{4e^{2x}}{(e^{2x}+1)^2}。
f(b)=33f(b)=\frac{\sqrt3}3 を代入して、f′(b)=1−13=23f'(b)=1-\frac13=\frac23。

(1)(c)

u=f(x)u=f(x) とおくと、3u2−5u−2=(3u+1)(u−2)=03u^2-5u-2=(3u+1)(u-2)=0。
e2x>0e^{2x}>0 より −1<f(x)<1-1<f(x)<1 なので、u=2u=2 は不適で、u=−13u=-\frac13 のみ。
e2x−1e2x+1=−13\frac{e^{2x}-1}{e^{2x}+1}=-\frac13 から 4e2x=24e^{2x}=2、e2x=12e^{2x}=\frac12。
よって、x=−12log⁡2x=-\frac12\log2。

(2)(a)

33 枚を等確率 13\frac13 で選ぶ。各コインで表が 11 回出る確率は、A,B,CA,B,C について順に 12,13,16\frac12,\frac13,\frac16 で、その和は 11。選択確率が共通なので、表を観測した後の確率は各値をその和で割ったもの。よって、AA は 12\frac12、BB は 13\frac13。

(2)(b)

同じ選んだコインを独立に 22 回投げたとき、表・表の確率は 14,19,136\frac14,\frac19,\frac1{36}。共通分母 3636 で 9,4,19,4,1 の比だから、AA は 99+4+1=914\frac9{9+4+1}=\frac9{14}、BB は 414=27\frac4{14}=\frac27。

(2)(c)

表・表・裏の確率は (12)212=18\left(\frac12\right)^2\frac12=\frac18、(13)223=227\left(\frac13\right)^2\frac23=\frac2{27}、(16)256=5216\left(\frac16\right)^2\frac56=\frac5{216}。共通分母 216216 で 27,16,527,16,5 の比なので、AA は 2748=916\frac{27}{48}=\frac9{16}、BB は 1648=13\frac{16}{48}=\frac13。

(3)

x=y−cyx=y-\frac cy を x3+9xx^3+9x に代入すると、yy と 1y\frac1y の項の係数が 00 になるのは c=3c=3。
そのとき、方程式は y3−27y3+6=0y^3-\frac{27}{y^3}+6=0(y≠0y\ne0)。
z=y3z=y^3 とおくと、z2+6z−27=(z−3)(z+9)=0z^2+6z-27=(z-3)(z+9)=0 なので、z=3,−9z=3,-9。
u=33u=\sqrt[3]3、v=93v=\sqrt[3]9 とおくと uv=3uv=3。
z=3z=3 側の 33 つの yy は u,uω,uω2u,u\omega,u\omega^2 であり、3y\frac3y は順に v,vω2,vωv,v\omega^2,v\omega。
したがって、xx は結論の 33 個となる。これらは相異なり、三次式の 33 解を尽くす。
z=−9z=-9 側からも、同じ解の集合が得られる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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